疼痛緩和と機能回復治療の幅を広げた
干渉電流型低周波治療器の原点を守りながら新技術を取り入れたクレア。
クレアに採用した4極干渉は、繊細でやわらかな刺激を実現。8個のカップをしようすることで多彩な刺激が可能になったSTモード。
更に、プローブ電極によるモーターポイントへの刺激など、新たな刺激法も加わり治療の幅が広がりました。
クレアの特徴
10,000Hzの搬送周波数
脊柱起立筋の筋膜症など、自覚的な不快感・違和感や圧痛を認めている場合などに効果的です。
10,000Hzの搬送周波数を使用した刺激感は非常にやさしく、多くの電流を生体に与えることにより疼痛を緩和していきます。

多彩な刺激のSTモード

肩部の筋緊張や痛みなどを自覚している場合、上部僧帽筋や肩甲骨周辺を刺激することで肩甲骨の可能性を高め、更に肩関節の可動性も高めることができます。
多彩な刺激のSTモードが疼痛緩和のみならず可動性も高めます。

プローブによる局所刺激

関節の可動域制限は、関節包の拘縮や筋の萎縮など様々な要因があります。プローブによる電気刺激は 、随時、治療ポイントを変更しながら刺激をする場合や、徒手療法との併用で刺激をする場合などに効果的です。
※プローブはオプション付属品です。

ベルト電極による神経筋刺激

長期にわたる臥床や関節の固定などによる筋委縮は、筋力を含めた筋機能改善に時間を要します。ベルト電極を通じた神経筋刺激は、随意収縮ができないような患者さまなどに対してでも強い筋収縮を促すことができるので早期の離床に繋げることが出来ます。
※ベルト電極はオプション付属品です。

多彩な機能
治療モード
CIモード
コンバインドIFCの略です。IFCとIFCWを交互に治療することで、干渉電流が深部にまで働きかけ、揉みほぐしながら移動していく感覚です。心地よい刺激が患部を包み込みます。干渉電流型低周波治療器のエッセンスを組み込んだモードです。
CMモード
コンバインド・モジュレーションの略です。2種類の異なるモジュレーション波形を極間交互に刺激します。筋を揉みほぐしながら、叩く感覚です。比較的刺激になれた患者さまに効果的です。
STモード
搬送周波数を変化させ、また変調波形を各極独立に変化させることによりランダム性の高い多彩な刺激を出力します。各極間で連動したりリズミカルな動作で、筋ポンプの働きを活性化させます。





NMモード
ノーマルモードの略です。ネメック博士による伝統的な干渉モードです。移動感のあるIFCWや筋力増強を目的とした漸増、漸減出力が可能なNMESで治療することができます。
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NMESモード
クレアでは、CH1、CH2間での同期、各CHの赤、白間での交互動作が可能となりました。主導作筋、拮抗筋の交互刺激ができることで筋再教育のための治療の幅が広がりました。
P1、P2、P3モード
先生方が設定を変更できるモードです。3種類まで記憶することが可能です。新たな治療周波数のパターンを作成することで治療のバリエーションが広がります。




同時ON、交互OFF 同時ON、交互ON
操作性
表示パネル
電流表示、タイマー、出力ボリュームは縦のラインでレイアウトすることで誤操作を防ぎます。
ステルス印刷
頻繁に使用しないスイッチ類にはステルス印刷を施すことでシンプルでわかりやすいデザインとすることができました。

